1. 大野道犬慰霊塔
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寺宝釈迦涅槃図

  1. 月蔵寺年表及び歴代年譜
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宗祖日蓮大聖人銅像

 本堂の右脇にも楠があり、それを背景にして日蓮大聖人の銅像が建っている。鎌倉時代に「立正安国」を願い、釋迦牟尼佛が本心を説いたとされる妙法蓮華経を広める為に鎌倉の街衢で辻説法している姿で私たちを見守ってくれているが、不思議なもので、そのお顔が違って見えることがある。庭掃除に精を出している時には優しく、暫く怠けていると厳しく見えるのは、見上げる私の方に後ろめたい気持があるからかもしれないが・・・。
この銅像と蘇鉄の築山は、共に第三十八世慈政院日邦の代、昭和六年(1931)の日蓮大聖人の第六百五十遠忌の折に檀家の荒木家一門より寄進されたもので、その重厚な石組みは当時のただ広かっただけの境内に威厳を与え、その後に植樹を繰り返して緑陰が増えた現在の月蔵寺にあっても、訪れる人に感銘を与える存在になっている。
月蔵寺の第十九世精道院日禅が年中行事や奉行所への挨拶等について明和八年(1771)に書き留めた古い記録が残っている。その最後の頁には『年中行事の他、用心の事』として「當寺は境内廣く、高壁多く之有り…夏は殊に草生えて見苦し。掃除心得るべし。」とあり、給仕第一を僧侶修行の最要とする日蓮宗にあって、月蔵寺は有数の法華道場としてその勤めを果たしてきたが、歴代の住職が多岐に亘る職務に加えて、いつの時代も雑草に悩まされ掃除と草抜き追われていたことを思うと、不思議と親しみを感じるものである。