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お盆施餓鬼法要

 

八月二十二日 午前十時 受付
午前十一時 お施餓鬼法要
正午より お斎

 

 盂蘭盆の起源については、サンスクリットの「倒懸」を意味する「ウランバナ」の漢字音写で、中国三世紀西晋の時代に竺法護が訳出した疑義経典の『佛説盂蘭盆経』にある目連が慳貪に苦しむ母を救う為に釈迦の教えに従って供養した説と、死者の霊を意味するイラン語系のウルバンが中国に伝わり、道教の農業祭である中元と結びついて佛教に取り入れられた説があります。また施餓鬼については、唐代に不空三蔵が訳出した『焔口餓鬼陀羅尼経』にある阿難の餓鬼供養譚を基にしています。中国で奉修されていた盂蘭盆会や施餓鬼法がやがて日本に伝わり、推古天皇十四年(606)に宮中で初めて盂蘭盆会が行われ、斉明天皇三年(657)には施餓鬼法が行われたとされています。その後、将軍家でも佛教行事として、また民間習俗の「魂まつり」と習合して、江戸時代には寺請制度の影響で各家毎に精霊棚が祀られるようになりました。

 恐らく戦争や災害で非業の死を遂げた横死者や無縁佛を供養する意味から発展したと考えられますが、いずれも先祖を想い、亡くなった人を偲び、合わせて無縁の精霊にもお題目を唱え、一把の花、一杯の水、一本の線香を捧げる気持ちが大切だと思います。

 

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