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宗祖日蓮大聖人報恩御会式

 本年は、日蓮大聖人が弘安五年(1282)十月十三日に、武蔵の国(東京都)池上で六十一歳をもって御入滅されてから、七百二十八回目のご命日に当たります。
承久の乱を経て平安の貴族の時代から、新興の鎌倉武家階級の時代に移ろうとする承久四年(1222)、安房の国(千葉県)小湊で誕生された聖人は、その地方の名刹であった天台宗寺院の清澄寺で学問に励み、十六歳で出家し、名も是生坊蓮長と改め佛道修行の道を歩まれました。奈良時代に興った六宗派に加えて、平安時代の天台宗・真言宗や、鎌倉時代の浄土宗・禅宗等の諸宗の乱立に疑問を抱かれた聖人は、比叡山・三井寺・奈良の諸大寺・高野山等に十有余年の間遊学し、『妙法蓮華経』こそ、お釈迦様の究極の教えであるとの確信を得られます。
 諸宗の遊学を終えて三十二歳の建長五年(1253)清澄寺に帰られた聖人は、佛教研究の成果を披瀝されました。しかし当時は打ち続く戦乱や自然災害が頻発し、社会不安の増す中、京都周辺から浄土信仰の波が全国に広がった時代でした。特に熱心な念佛信者であった安房の国の地頭東条景信は激怒し、聖人は安房の国から追放され、鎌倉に向かわれました。鎌倉の松葉ケ谷にささやかな草庵を構えた聖人は、街頭に出てたった独りで道行く人々に『妙法蓮華経・お題目』の教えを宣布されました。爾来、聖人の身はもとより、弟子・信者にも数多くの法難(迫害)が降りかかり、六十一歳のご生涯を閉じられてからも、法華経の教団として各時代の権力者や他宗派の迫害に遭いながらも、七百年を超える法灯は今に続いています。
 平成の時代を共に生きる私達は、『法華経の道場』である月蔵寺の本堂で住職と檀信徒の出会いを縁として、今お題目を唱え、法華経を読んでいます。願わくは、私達の次の世代にこの教えを伝える為であってくれればと思います。
 日蓮大聖人のご生涯を偲び、聖人が命をかけて私達に残してくれた『妙法蓮華経・お題目』の教えを学ぶ為に、報恩御会式をお勤め致します。独りでも多くの人にこの『縁』を結んで戴きたく、多数のご参加をお願いしてご案内申し上げます。

 再拝

十月二十七日 午後一時 受付
午後二時 法要
午後三時 お斎

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